EARTHENWARE-donabe-
「丘の上の家」(耐熱土の鍋/大/白
「大根おろしに医者いらず」
三寒四温。
昨日はみぞれが降ったと思いきや
今日は梅もよろこぶ晴天なり。
「こんなことに耐えられますか?」
カラダが試されている季節なのかなと思います。
試されたら、ひとつずつ声に出すくらいの気持ちで、
素直にカラダに答えてみます。
「まいりました、見抜かれましたかあ」とか、
「うんうん、弱いとこつかれたねえ」とか、
「はいはい、厳しい夏までにメンテしますっ」とか。
むつかしいこと、つづかないことはあまりしません。
「いろんな菌が入ってきてはカラダの中で闘っている」
そんなイメージを思い浮かべて、
シンプルで簡単な健康を意識して暮らしています。
みぞれ鍋もそのひとつです。
大根をおろすと出てくる辛み成分には
解毒・殺菌作用、消化を助ける効果があるのはよく聞く話。
流行りの風邪や感染症が、
ちきゅうにやさしくバリアできたら。
口内炎、喉が痛い時、
おろし汁でうがいをするのもいいでしょう。
家族はこの汁が好きなのでごくごく飲みます。
わたしは、ウコンならぬ大根おろし汁を入れた
(※またはキャベツのリジュベラック…ついてはまた後日)
スムージーをある一定の期間のみつづけたら
二日酔いがまったくなくなりました。
しかし欧米人のようにアルコール分解酵素が
強まるわけではありません。
ちょっと胃腸が弱っているなと思ったとき、
簡単な「みぞれ鍋」いかがですか。
余談ですが、「大根役者」って、
“殺菌効果が強い大根はあたらない”
“あたらない役者”とかけているという一説もあり。
食べ過ぎて「大根作家」にならないようにしよう。
ちょっぴり情緒ある鍋の風景。
こんな素朴なお料理で、
日本人の文化はとってもすてきだなと感じます。
わくわく
<材料>
冷蔵庫にある野菜
(できれば季節の)
・白菜
・長ネギ
・キノコ
・ニンジン
・ポン酢
・お好みで豚肉
・大根おろし(我が家は皮ごと)
※大根おろしは加熱すると効果が弱まるので、
お野菜が煮えたら最後にふわりとみぞれを降らしましょう。
BUON APPETTITO!!!
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