【乾物の魅力をミラノで発信!】⇒★前記事(dettaglio) 参照
https://www.makuake.com/project/dryandpeace/
開催まであと一カ月。陶器の海外搬送には毎度悩まさせられる。
昨晩、私の手元から第一弾作品の一部が先に旅立った。
ミラノから帰省中の友人親子。
いつも気が利く彼女は私の苦悩を察して下さり、作品の一部を手荷物で運んでいただくことに。
イタリアへの発送はかなり不確実。だからこそ礼を言っても足りないほどありがたい。
友人にお願いする作品はイベントで使う「ぐいのみ」(売品でなくマイコレクション)。
在住時代からお世話になっているご夫婦。
前回の「イタリア土鍋プロジェクト」の表舞台には写っていないけれど、実はこのご夫婦の底力あってこそプロジェクトが成り立っているといっても過言ではない。そして、初代「旅する土鍋」は彼らのミラノの家にいるのだ。
「ぐいのみ」を国内発送の倍の慎重さで梱包していると、ふと、不思議な感覚がよみがえった。
18年ほど前だったろうか、その友人ご夫婦の結婚式の引出物(ボンボニエーリ)をつくらせてもらったのだが、それが奇しくも「ぐいのみ」だった!
写真はミラノの師匠工房にて。
この「ぐいのみ」の中に、コンフェッティというアーモンドのお菓子を5粒入れて。記念すべき日に美しくパッケージングされた引き出物を見て、あと10年絶対につづけていこうと心の中で誓ったことを思い出す。(ありがたいことに念願を超えることができた)
制作、展覧会、イベントすべてにおいて、今の私があるのは大勢の人々の協力あってこそ。
あらためて感謝でいっぱいの日々。みんな、ありがとう。
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