写真の土鍋は、ひとり用の小さなお鍋。
今回は、デモンストレーションと展示用の作品を運ぶ。 ⇒「乾物は未来食!」イベント
ワレモノの海外便は困難。民間企業にも一部委託するが、補償はあっても割れてしまっては価値がない。
先日の友人につづき、明日さらに別のミラノに帰るご家族(日本に夏休み帰省)に作品を渡しに行く。彼女の慈しみを遠慮なくお受けして運搬をお願いする。機内持ち込みのキャリーバッグまるごとひとつ分。頭が上がらないほと感謝している。
今も汗だくになりながら念入りに梱包している。
なんだか今までのイタリア滞在のこと、今ここにある感謝で胸がいっぱいになってしまった。
99年帰国する時に「つぎは恩返しに来る!」と誓ったはずが、渡伊するたびに、恩を返すどころか、さらにあらゆる人に助けられている。温かみを感じる。とてもキュリアスな人たちが多い。そしてその純粋さが「人を想う」につながっているということ。
敬虔な信者が減ってきているとはいえ、イタリアには古くからの、慈愛、寛容…ヴァナキュラーなクリスチャンの風が吹いているのかもしれない。イタリア人のおじちゃんおばちゃんは時にお節介だったりするけれど、「困った!」と口に出す人を放っておけない。たとえ救うことができなくても、破茶滅茶でも、救いの提案だったり、救いの笑いをくれる。「がんばって」という激励の言葉だけでない。
イタリアに住む日本人は、そこに日本人としての奥ゆかしさが混ざり、苦労ある中で生活しているゆえか、助け合いの心が美しく残っているように思う。(全員ではないよ、日本と同じで一部は違うと思うよ)
Q:ミラノでの個展はありますか?(作品は買えますか?というご質問について)
A:当初2013年にStudioA+Dで開催した個展+パーティ?のような形式を考えていましたが、今回は器を使っていただけるイベント(9月18・19・20日の週末)が行われるため、既述の個展は来年に持ち越しとなりました。今回はイベント会場で作品を見ていただき、販売・注文のご相談承ります。ぜひイベントにいらして下さい。 来年改めて個展する方向で再検討しています。
※イベントで使用した作品、展示作品に対してご用命があれば受けたまわります。
※次回持ってきてほしいアイテムのリクエストなど、ご意見もお待ちしております。
「Eppure si muove」 tamamiazuma Exhibition 2013
@Studio A+D(MILANO) organizazione da RyutaOkano
Textile&Ceramic Exhibiton(Laura+AlessandraOliva, tamami)1998
via Brioschi MILANO
テキスタイル&セラミックの3人展 1998
コメントをお書きください