先日とてもおいしいヌーベルシノワのお店でごちそうになった。最後の主食で出てきた「酸辣湯麺(スーラータン麺)」がおいしくて、あれに近い味をつくってみたくなる。中華街の庶民派中華料理店でもこれを好んで食べる青春に、味のアドバイスを受けながら。
中華スープのとろみはおおかた片栗粉であろうが、冷蔵庫に残っていた長芋をおろして代用してみた。年々暑さが尋常でなくなる。職業柄ここを乗り越えられる丈夫な体力をつけねば。少量でも滋養があるものを心がけているので「山のうなぎ」と呼ばれるほど栄養価の高い山芋は魅力的だ。
なんでも残り物をみると燃えるタイプ。なんとかしてやれやれ!とアイディアが騒ぐのだ。完成品は家族に大好評だったので、恒例の「なんちってレシピ」をしたためておこう。超簡単なのでお試しあれ!
「酸 辣湯(スーラータン)」 数字のない“なんちってレシピ”
1.鍋に水を入れ沸騰したら干し桜エビ(または干しオキアミ/または中華だし)を入れる。
2.すりおろした長芋をふんわり1の鍋に入れる。スープに味をなじませる。
3.塩で味を整える。
4.パセリ(スープセロリなど)の茎をみじん切りして入れる。
5.一度火を止めて溶き卵ををぐるぐるっとスープに入れ塩で味を整え、最後に隠し味の醤油を数滴。
6.パセリの葉を添える。
7.召し上がる直前に、「お酢、ラー油、隠し味の醤油」を合わせたタレをかけてどうぞ。
少し残ったスープにごはん(我が家は玄米)を入れたら美味しいおじやに変身!
次回はすりおろし長芋と豆乳で和えたバージョン予定!