ここ数年で市場にぐっと見かけるようになった「ナッツバター」。ピーナッツバターでもバターナッツでもありません。当初友人からもらった時はおばけカボチャ!と驚いたものです。サイズが大きいのに安価だし、カボチャより包丁が入れやすく種も少なく(今回つかったものはタネなし)廃棄率がかなり低いのも良い。今回使ったのは、毎月野菜を届けてもらう山梨の「畑山農場」の無農薬野菜に入っていたもの。
ちなみに、下の写真はリグーリア海に面したイタリアの小さな町の市場(2017.8撮影)。ここでも大きなバターナッツが売られていました。黒板には「産直!自然農法 オーガニック!」、白いボードには「すべて無農薬!」と書いてあって、お兄さんが一所懸命説明していますね。
甘く味も濃厚なのでポタージュスープにすることが多く、カットして焼くなどのシンプルな食べ方も美味しい。さて、今夜はポタージュの半分をパスタソースに仕立ててみました。パスタに和えても負けないコクとあせない色が食欲を促進させました。主張が強い「ナッツバター」を引き立たせるためにCoccironoの白い器に。では、いってみましょう!恒例の分量も分数もない「なんちゃってレシピ!」
「バターナッツのポタージュパスタ」なんちゃってレシピ
①タマネギみじん切り。
②バターナッツはキューブカット。
③②をボイル、時間差で①も追加してボイル。ゆで汁は捨てないで。
④①は全量、②は2/3量、ゆで汁少々、豆乳少々、オリーブオイル、塩こしょう、カレー粉少々をミキサーにかけポタージュに。(ゆで汁や豆乳でスープにするかパスタソースにするか加減する)
⑤④のソースに②残り1/3を足して茹でたパスタに和える。胡椒をたっぷりかけてどうぞ。