まさしく三寒四温。一度はあたたかい春が来たのにきょうは冷たい雨がふり庭の白梅は散りペタペタと庭中をコラージュして。花は咲き、次の花が“時季”をずらしまた咲く。卒業に入学、異動に転職、そして継続。花には種があるように人々にも個性があり、人々のゆくえも“時機”をずらしてやってくるのでしょう。
きょうは既知のとおり「国際女性デー」。1904年3月8日ニューヨークの婦人参政権要求デモをきっかけに、ドイツの社会主義者が「女性の政治的自由と平等のために」と記念日を提唱。個人としては鼻をふくらませて腕を振りかざしたいわけでなく。イタリアでは春の到来をつげるミモザを贈ります。ミラノオペラ前で見知らぬ男性に、街角の花屋さんで、サラリとミモザをひと束もらったあのさりげなさが今でも心に残っています。
ミモザに見立てて、ガラス作家 西山雪さんのたんぽぽのガラスボウルに赤カブのサラダを盛りました。お得意の豆乳ヨーグルトドレッシングで和えるやさしいサラダです。うつわ職人の「なんちゃってレシピ」いきますか!
マヨネーズのかわりに豆乳ドレッシングをよくつくります。
1.スライスした赤カブ(またはカブ)とカイワレダイコンにヨーグルトドレッシング(※1)を和えるだけ。
※1 豆乳ヨーグルト(またはヨーグルト)にオリーブオイル、白ビネガー、塩こしょうを入れよく撹拌する。
※2 写真にはシトラスチップス(柑橘果物の乾物)を乗せています。