オリーブオイルソムリエの陽子さんのご紹介で出会ったロベルト・フェレッティさん。去年の夏「旅する土鍋プロジェクト」のために、ロベルトさんが“Cocciorino Work shop”と銘打ってとっても温かいディナーパーティを企画してくれました。
ロベルトさんは、マルケ州のペトリートリという小さな町でラ・シェンテッラという宿を経営しています。広大な丘がみえる自然いっぱいの中にある宿。温暖な気候であるマルケは農作物や野草が豊かです。Cocciorino土鍋とプロジェクトの主旨を説明する時間をたっぷりとってくださり、近くに住む飲食や農園関係者のご友人がたくさん集まってくださいました。“もっとたくさんの友だちが参加したいと言っているけれど今回はこの規模におさえてまた今度ね”なんて嬉しい状況で。
※2018年夏も「旅する土鍋 in マルケ」開催予定!
Sig.Roberto Ferretti è venuto in Giappone per fare i suoi eventi delle "Le Marche in Valigia" a Osaka,Tokyo, Kamakura. Di solito lui fa come questa cosa alla Scentella in marche quando vengono sugli ospiti dall’estero. Anche quando ho visitato là nella scorsa estate, lui e la mia amica Yoko hanno organizzato il piccolo evento per il "Cocciorino in viaggio". Una pentolona di ceramica con cui cuocere i cibi si chiama Cocciorino, faceva dimostrato i piatti giapponesi, invece Roberto ha fatto i piatti marichigiani. Li Abbiamo gustati con i 16 ospiti della Scentella e sugli amici Petritolesi. E così, questa volta l' abbiamo fatto insieme anche in Giappone. Era proprio "Le Marche in Valigia" ed "La Cocciorino in Viaggio"!!!!! Veramente sono felice, mi sembra di sognare. Grazie a tutti, sopratutto Yoko Moriyama e Roberto Ferretti.
ロベルト・フェレッティ氏は大阪、東京、鎌倉での「マルケをかばんに詰めて」イベントのために来日しました。ふだん彼はマルケ州のラ・シェンテッラ(ロベルトさんのB&B)に海外から来るお客さまにこのようなもてなしをします。昨年の夏、わたしがマルケを訪れたときも、友人の陽子さんとロベルトさんは「旅するコッチョリーノ土鍋」のためにちいさなイベントを計画してくれました。コッチョリーノという煮炊きできる陶の大きな土鍋はお客さまにいくつかの日本食をふるまい、ロベルトさんはマルケ料理をつくってくれて、宿のお客さまとロベルトさんのペトリートリの友だちの16人でそれらを味わいました。そうして今回は、日本でも一緒にイベントができるなんて!まさにこれこそ「マルケをかばんに詰めて」と「旅するコッチョリーノ土鍋」!夢をみているように幸せです。ありがとうみなさま。特にこの企画をオーガナイズしてくださった森山陽子さん、そして遠方よりロベルト・フェレッティ氏ありがとうございました。
「旅する土鍋 inマルケ」を開催していただいたLA SENTELLA(ラ・シェンテッラ)
さて、そして今回はマルケからロベルトさんが「マルケをかばんに詰めて」というプロジェクトで来日!大阪や静岡をまわり、東京でも南青山のドメニカ・ドーロさんでコラボレーションディナーなどすてきな会の数々を開かれていました。
そして最後のイベントとして、陽子さんのオーガナイズにより「マルケをかばんに詰めて」とCocciorino(コッチョリーノ)の「旅する土鍋」が見事ジョイントされ、七里ヶ浜のすてきなご友人宅で、11名のゲストの方々と実現されたのです。
イタリアという国は、訪問する土地ごとに豊かな食材が迎えてくれ、その土地ごとにそれを誇りとし、大切な文化として育んでいます。日本のような後継者の問題や、農薬などの問題も耳にしますが、スローフードが歴史的に板についている国。実際、彼らが意識を高めはじめると、われわれ日本人よりも食改革が速いように思います。居住していた90年代はスモッグや農薬が大きな問題となっていましたが、この10~20年で現に大きく変わったと感じるからです。
温暖な気候、なだらかに続く丘のマルケ。果物畑、野菜畑、麦畑、そして野草の山々がおだやかな形状で続いている肥沃な土地の自然派生野草や野菜、古代原種の小麦をつかった料理を紹介するロベルトさん。さて、当日のメニューについては、長くなるので後編で書こうと思います。お楽しみに。