人は自分の道をあるくのだけれど、そこには仕事や遊びや、食べることや寝ることもあり、自分なりに整備したり趣向をこらすのだけれど。子育てや介護や、動物や虫や花や農作物を育てたり、どの道にもほかの生きものの息吹がまざり凸凹になる。
前者の理想ばかり語りながらコツコツすてきな靴で歩くより、凸凹をのりこえる運動靴が必要となる。その泥まみれ、埃まみれの靴をながめるたびに、自分の道をあるく勇気が出るのかもしれない。
秋に生まれる「新ショウガ」は、「親ショウガ」(ひねしょうが)から生まれる新しい茎。親は土の中で泥まみれ。旬の野菜はみずみずしい。
さて、今夜も「新ショウガの炊き込みごはん」にしようか。人もショウガの辛さも、炊けば少しはマイルドになるからね。炊き込んだ昆布と柚子の千切りも添えて、いろいろ許してあげなくちゃね。
1.米、昆布、輪切りショウガ、酒、塩を入れて炊くだけ。
2.昆布をとりだし千切りにして、柚子をちらしてどうぞ。
写真:【PAINTING/ミニ土鍋(1合炊飯)】
あたらしく窯から出てきたので個展にも出品します!
INFORMATION
我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition
Ecru+HM (GINZA TOKYO)
2018年11月16~24日 ※21日休廊
12:30-19:00 (Last day 17:00)
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
詳細・お問い合わせ Ecru+HM