仕方なく窯をつけっぱなしで外出し、てっぽう玉のように帰宅。買物する時間すら惜しく、でもたまらなくおなかが空いているのです。しかも鉛のカラダを限界ぎりぎりで動かしている感じ。
わかっているんです。
本当は、麺をゆでて、既成のつゆでもいいから温めて、ホウレンソウ一握りでも、タマゴひとつでも落とせばカラダにやさしいことは。
そうだ、あれを食べよう!
自己満足かもしれませんが、ミニ土鍋でつくれば、すこしの罪悪感がうつくしく許される!?白い湯気という霧が晴れるころ、4分後には温かいおうどんがいただけるのです。
大きな土鍋のかたわらで、10年ほど前につくりはじめた小さな土鍋。当初のコンセプトは以下のとおりだった。従って、今回の使い方は初心にもどるようなものなのです。
「ミニミニ土鍋」:インスタントカップスープいっぱい分の小さい土鍋。
「ミニ土鍋」:ごはんいっぱい分の小さな土鍋。
「お椀でつくる」より「ミニミニ土鍋でつくる」のほうが、フタがあって4分おいしく蒸らせますよ!とコッチョリーノの土鍋をアピールしたいな。日清食品さんに伝わらないかな、そんなことを考えながら、携帯用ミニミルで山椒をひきながら、しあわせの一杯を食べ干した。できあがりの動画をどうぞ。
来月の展示会では、そんなミニミニ土鍋も販売予定です。