私たちは、なんでも静かに行う性格があるのです。
ここからの踏んばりも、わたしたちの冷静さが必要です。過剰に恐れることなく、静かに気配りしてきたからこそ、騒動が勃発してから約2ヶ月を静かに暮らせたのだと思います。
生活費も家賃も授業料も高いので、経済がゆらぐと本当につらい国ですが、賢い人たちがたくさんいるのも事実です。今後の展覧会やイベントについて、主催者やギャラリーオーナーと話す頻度が増えていきますが、わたしができることは、明日もつくることです。
さて、ホタルイカがおいしい季節です。生を酢味噌でいただくのもおいしいし、酒蒸しに、パスタに、万能なホタルイカ。コッチョリーノの「箱のうつわ」で、パエリア風炒飯をつくりました。
そもそも「パエリア」とはフライパンという意、「ビビンパ」とは混ぜ飯という意をもつわけで、フライパンのような調理機能もある「箱のうつわ」でビビンパをつくるといった感じでしょうか。蓄熱性が高いので、途中で火を止めて「平焼き」(勝手にそう呼んでいる)するのがコツです。ホタルイカは繊細なので、ガンガンかき混ぜないこと。我が家は玄米ですが、白米でつくるとほんのりピンクベージュ色になってきれいです。
ホタルイカ(目だけとる)
新タマネギ(みじん切り)
ごはん(残ったごはん)
タマゴ(溶き卵)
おろし生姜
塩
こしょう
山椒
魚醤
オリーブオイル
➀ 箱のうつわにオイルたっぷり入れて熱する。
➁ タマネギ、生姜、ホタルイカを炒め、塩、魚醤で味つけ。(動画1)
➂ タマゴとごはんを混ぜあわせ塩ふる。
➃ 2を炒め半分に寄せる。
➄ 3を空いている面積で炒める。(動画2)
➅ 5の上に4を乗せたらひらたく全体に伸ばして焼く。
(数分間かきまぜたい心を抑える)
➆ 一度ざくっとかき混ぜたらまた平らにして、火を消す。(動画3)
➇ 余熱で3分ほど水分を飛ばしたら味を整える。
➈ 最後に山椒を振ってどうぞ。