前の記事に書いた「ふろふきトマトスープ」からのおじやです。なにもむつかしいことはひとつもなく、ただ「スープを少し残しておいてね」と書きました。それは、とっておきのおじやをつくるためです。
この数年、土鍋の利点に、作者のわたし自身そうとう感激しているのですが。
そのひとつに余熱調理による水分蒸発の調整がうまく利くということ。土の特長として、鍋の本体と蓋、ともにまんべんなく伝熱するので、早めに火を消して余熱でごはんの水分や野菜の水分を、焦がすことなく飛ばせるのです。
そんな余熱調理をうまく使ったおじやです。
トマトスープについてはこちら→🍅
●ミニ土鍋(1合炊きサイズ)
トマトスープ 🍅
炊いたごはん(または冷や飯)
ブイヨン(1/3 かけ)
月桂樹の葉(ローリエ)
粉チーズ(お好みで)
タマゴ(1個)
塩・こしょう(お好みで)
➀ 月桂樹の葉を入れてトマトスープを土鍋で温め、
ブイヨンと残りごはんを入れて煮込む。
➁ ➀に粉チーズを入れ、タマゴをわり落とし、
蓋して弱火2〜3分。
➂ 火を消し、蓋をしたままタマゴが半熟になるまで
数分蒸らす。
➃ 米が水分を適度に吸い、タマゴが半熟になったら完成。
➄ お好みでこしょうをふって。
※昆布だしで仕立てたトマトスープにはオリーブオイル、
ローズマリーの香りが効いているので、ブイヨンはお好みで。
塩だけでもよいでしょう。