2月初旬の展覧会が、なんだか遠いむかしのように感じてしまうのは、全世界がおそれあわてているからでしょうか。少し前に待っていた春のことが、風となる。
そんな中でも「はるのうつわ展」でおひろめした新作土鍋は、我が家での登場を待っていました。この新作で春のたけのこを茹でようと思っていました。これから、この新作は土鍋コッチョリーノのアイテムに仲間入りすることになりそうです。
水は3ℓ入ります。これから、どんな用途に便利かどうか、他の土鍋アイテム同様に、ご紹介してゆけたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◉土鍋コッチョリーノ(深鍋3ℓサイズ)
かなり大きなたけのこでした。
硬い皮をむき、穂先を斜め切りして、縦に包丁を入れて、火の通りをよくします。
たけのこに米ぬかと鷹の爪をまぶし、3ℓの水が入る土鍋に、2ℓの水を入れて1時間半ほど茹でました。ぬか入りの湯が吹きこぼれそうになるので、菜箸を置いておきます。箸が泡をつぶして、吹きこぼれを一時的に防止するそうなので、それに気づいたら弱火にします。
串が通るようになったら火を消して、そのまま冷まします。保存方法はいろいろあるようですが、わたしは冷めたたけのこを食べられる柔らかさまでむいて、そのまま茹で汁のなかに沈めて冷暗な場所で保存2〜3日の間に食べます。
◉土鍋コッチョリーノ (深鍋3ℓサイズ)
材料A
洗い米(2合)
たけのこ(イチョウ切り180g)
材料B
出汁 (300ml)
しょうゆ(大2.5)
みりん(大2.5)
材料C
木の芽(粗きざみ)
➀ 土鍋に材料Aを入れ、材料Bを加えて静かにぐるっとかき混ぜる。
➁ 中火5〜10分で沸騰したら、弱火で13〜15分。10分ほど蒸す。
➂ あれば木の芽を添えて完成。
※おこげは、炊きたてより冷めてからのほうがはがれやすいので、少し辛抱しておいしいおこげは最後にどうぞ!焦げついた土鍋は、焦げ部分に重曹をまき、水を入れて沸騰させる。冷めるまで待ってスポンジで洗います。