山梨から有機野菜を送ってもらい続けること17年間。最初は、若いご夫婦の挑戦への応援という気持ちではじめました。当時、息子は物ごころついてきた3歳。東京のまんなかにいながら、農業や環境にも興味を持ったこと、何より野菜好きになったことには感謝しかありません。
春一号の箱には、まん丸、つやつや、大きな真珠のようなかぶが入っていたので、ありがたくいただきたきました。素材の味がひきたつように、いつもよりゴロッと大きめに切って、さっぱりしたミルクスープに仕立てました。土鍋ひとつでつくれる米粉でとろみをつけるミルクシチューです。
毎回、言い訳している「うつわ職人のなんちゃってレシピ」ですが、今日はもっとラフにいきます!料理のプロではないので、材料をヒントに、ご自由にアレンジきかせてつくってください。
★印は、必要な量によって倍数にするくらいの参考量にしてください。
しつこくも毎回お伝えしたいのは「土鍋でつくって食卓に運べますよ」(調理器具と盛りつけのうつわが一緒なので手間が省けますよ)、もしくは「土鍋で温めてうつわとして食べられますよ」(洗いものが減り環境にやさしいですよ)というようなことです。それではボナペティート!
<材料A>
かぶ
新にんじん
新玉ねぎ
ベーコン
コーン(缶詰)
月桂樹の葉
<材料B>
水(★1カップ)
ブイオン(★ひとかけ)
<材料C>
牛乳(★1カップ)
米粉(★大2〜3)
<材料D>
塩、こしょう、あれば魚醤
➀ 材料Aの野菜を串切り、ベーコンはサイコロ状にして土鍋で炒める。
➁ ➀に材料Bと塩を適量入れて野菜がやわらかくなるまで煮る。
➂ ➁に混ぜ合わせた材料Cを加えて、かきませる。
➃ 塩こしょうとで味を整え、あれば魚醤をたらす。