「陶箱のうつわ」でアボカドタマゴを焼きました。
アボカドは半分に切り、種を取り、そこにタマゴの黄身を入れて、ようじで(家人はお箸で)プツンと穴を開けます。「箱のうつわ」にクッキングシートまたはアルミホイルを敷いて250℃のオーブンで10分(オーブントースターや魚グリルでもできます!)焼きます。残っていた生ハムをのせて粉チーズをふってみましたが、もちろんそれがなくても十分おいしいです。
あ、残った卵白は捨てないでくださいね。おみおつけやスープ、お菓子づくりに使ってください。
早起きすると「復活祭のおめでとう!」のメッセージがイタリアの友人から届いており、師匠の元気な笑顔も見ることができました。文字の羅列はいつも通りですが、ビックリマークや絵文字で伝えることのできないものだからこそ、互いを労い、念じるように返信します。わたしは信者でありませんが、郷にいれば郷の文化を、客観的に見ることができ、お祝いのの気持ちを送ることができます。
近く迫る展示がいくつかあるけれど、ひとつひとつ、冷静に考えています。身銭を削って放浪していたので、土鍋を持って世界をまわる「旅する土鍋」資金ポテンシャルは落ちてしまうかもしれないけれど、情熱だけは残る、コッチョリーノの土鍋のように、余熱で動こう。相変わらず群れをなすのは不得意だけど、人やモノに寄りそって、余熱を働かせようと思っています。
まずは、それらを助けてくれていた師匠や友に復活祭のおめでとうを言うくらいしかできません、
月のように少しずつかけても、いつかふくらみまた満月になるのだろうと思います。そして、世界はタマゴのように儚いけれど、エネルギーが加わればかたまり、時にとろりとあなたをうっとりさせる神通力かもしれなくて。