ギャラリーと相談を重ね、感染拡大防止を考慮し、下記の通りで個展を行うことに決定いたしました。みなさまの静粛な気持ちを乱さないように、しかしながら、こんな時だからこそ、工芸、アート、芸術の温度を伝えたいと思っています。
永遠につくり続けられるわけではないからこそ、「今やれること」「今しかできないこと」として、今のコッチョリーノに込めた想いをお楽しみください。
お手数をおかけすること、少人数制になるためご希望に叶わないことがあるかと思うと大変心苦しいのですが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
以下、ご一読ください。
●「ご予約 」(応募期間:1/23日〜30日)
お申し込みの方法・応募ページはギャラリーEcru+HMのHP をご覧ください。
●「オンラインショップ(先着順)」
ギャラリーHP内にて開催予定です。現在、日程について検討中です。会期後半、または会期後を予定しており、ご来廊客が優先となりますので、オンラインでは、定番作品と、今回の展示作品一部のオーダー受付を個数限定で予定しています。(過去作品のおつくりはしておりません)
●「お問い合わせ」
ギャラリーにお問い合わせくださいますよう重ねてお願いいたします。
心苦しいお願いの羅列になってしまいました。
新しい世界に入るときは、神聖な門をくぐるときのように、見えないあなたに、見えない時代に頭を下げて、迎え入れてもらうものなのだと思います。失敗もあります。そのときは、また頭を下げて迎え入れてもらうつもりです。
長期戦となり、業種、環境、地域、状況に限らず、全員にエールを送り合う時代です。すべてを平らにすることはむつかしいと思いますが、この苦境は、以前の「平等」や「平和」が、本当だったのか問われる機会だったと思っています。この1年間、いくつかの展覧会を乗り越えながら、作品をご紹介する方法をずっと考えてきました。「時間はあったのに」よくこの言葉を聞きますが、当事者になってみると「さようならとこんにちは」を同時に運ぶことがどんなにむつかしいか分かりました。
陶芸は、うつわを紹介することは、その中身まで伝えることは、わたしの糧であり、生きるための仕事です。新しい門がそこにあるから、くぐります。
ご来廊くださるお客様につきましては、ご無理のないよう、安全第一でいらしてください。
コッチョリーノ 我妻珠美