ふざけたようなタイトルから始まりましたが、まじめにお茶がら使っておいしいご飯を2品つくりました。
先に投稿した「新茶」の味に感銘し、なん煎も飲んだのに、湯で開いたお茶の葉がまだまだ美しい翡翠色に輝いていて、捨てたくない気持ちになったのです。お茶として湯に溶けて得られる成分と、お茶がらに残る不水溶性成分があるそうで、そこには豊富なタンパク質、ビタミン、食物繊維などが含まれています。捨てるなんてもったいない。お茶には抗菌、抗酸化作用があるのはご存知でしょう。そんなスーパーフードを捨てるなんて。やわらかい新茶や上等な茶葉が理想的なようですが、炒めるなどには、二番茶でも良いのではないかと思います。
今回使った茶葉
新茶「照寿」(茶のつたや)
有機栽培の新茶「屋久島 くりた早生」(茶のつたや)
今回、炊飯に使った土鍋コッチョリーノは、半合がおいしく炊けるミニミニ土鍋(0.5合炊き)です。
①米0.5合を研ぎ、水110-120ccに30分〜1時間ひたす。
②沸騰するまで中火で、吹きこぼれないよう蓋を開けたまま3分。
③その後、蓋をして極弱火で13分くらい。水っぽくても水がなくなっていたら火を止める。(蓋をあけて覗いていいです)
④蓋をして15分蒸らす。
⑤水気をとった「茶がら」、みじん切りにした「いぶりがっこ」、お好みで「塩少々」と「白ごま」を炊き立てごはんにふんわり混ぜて完成。最後にひとつまみの茶葉をトッピング。
炒飯の鍋は、直火にかけられるグラタン皿コッチョリーノです。調理して熱々のまま食卓へどうぞ。
①油を敷いて、みじん切りニンニク少々で香りをつける。
②玄米ごはんに溶きたまごをさっくり和え、①に入れて炒める。最初はひっくり返さず、溶きたまごが少し固まったら混ぜはじめる。
③水気をとった「茶がら」を加え、「塩少々」と「白ごま」で味を整える。最後にひとつまみの茶葉をトッッピング。
「おちゃめ」「おちゃーはん」茶化したようなタイトルから始まりましたが、まじめにお茶がら使っておいしいご飯を2品つくりました。本業はうつわ職人なので、ブログでは「職人のなんちゃってレシピ」として分量や分数など数字のないアバウトなメモとしてお茶目に残してきましたので、あしからず。
「茶 」には 、【樹木】以外に【ばかにして、からかう】の意味があります。「お茶目」 や「茶化す」など、それに当てはまりますね。「お茶でもしようか」=「冗談ばなしでもしようか」=「茶化す」という説も聞きます。