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コッチョリーノのご報告と取材していただいた記事

1.「土鍋を通して人が集まる場をつくる」

そこに残した道のはなし

まずは、記事のご紹介から。

タイミングよく、東京コッチョリーノ最後の取材をしていただきました。住居をかねた仕事場だったので、これまで頑なに自宅での取材をお断りしてきましたが、これも運命か、よきタイミングで取材のオファーいただき、これまでの「道」について写真と言葉で残していただきました。

下記にご紹介するリンクからどうぞ。

東京の恵比寿・多摩地域にあるリノベーション会社「エントリエ」は、“楽しむリノベーション” をテーマにしていらっしゃるだけあって、オファーのメールは真摯で静かに熱く、取材そのものは、明るく笑の連続で楽しかったです。実は、編集者でありカメラマンであるHさまがライカで撮る写真作品に惚れ込んでいた上で、取材を快諾。いや、むしろ光栄で「おねがいします」と、頭を下げる。ライターのMさんは、これまた逸材インタビュアーで、路傍の雑草に特化した番組にご出演なさるほどの知識人。

記事、ご一読いただけたら幸いです。

オウンドメディア
LIFE STYLE MAGAZINE
「土鍋を通して人が集まる場をつくる」

●インタビュー・文 / 村田 あやこ
●編集・撮影 / 細野 由季恵

2.「森のコッチョリーノ」につづく道づくりからはじめます

そこに道はない

さて、もう少しお付き合いいただけそうだったら、これからのコッチョリーノの道と森のはなしを。

人生を「道」に喩えて言葉を濁してきたけれど、ああ本当に道ありきなのだよなぁと思うのです。道というと誰かが整備してくれたものばかり想像するけれど、道というものは最初からない。常識なんだろうけれど、改めてそう思った瞬間から、森のコッチョリーノは始まりまりました。

山道だって、けもの道だって、先人や動物が歩いてくれたんだし、道だと思っているものは雨や雪解けの通り道だったりする。こんどは、わたしたちが道をつくって森や自然を守りたい。地域を守るお手伝いもしたい。

そこに地図はない

どんなふうに曲がって、どこで細くなって、ぬかるんでいるか、真っ暗か、どういう景色が見えるか、もしかして断崖絶壁であるかもしれないし、どこかで行き止まりになるかもしれない。歩いたことのない道の先は誰にもわかりません。

人生に測量がなければ地図もない。計画はあるけれど、それは事実という地図ではないから、努力で道が開けることと、そうでないことがある。宿命をもって生まれ、天命に向かって歩く道のりが運命。そんな解釈であっているかな。どこかで止まっても、それはわたしの「道」であり、ちょっと大きくいえば「運命」で、最後は、そこでどう笑っているかなのかな。

これからダンボールの森に囲まれながら仮住まい。一度すっからかんになったから、度胸はついたし、心の底からなにかを手放すことができました。今までは、口で言っておきながら、あれは本心でなかったのだろうな。

そこに人はいる

登山中、道迷いしそうになったとき、どこからか別のパーティがピーッと笛を鳴らしてくれたことをいつも思い出します。

体力も知力も強い友人が後押ししてくれました。我々は無名であるし、協力者がたくさんいるわけでないけれど、これまで寄り添って励ましてくれた友、これから一緒に道をつくろうと言ってくれている友に、そこに人がいることに、今は心底感謝することしかできません。

 

コッチョリーノは、2000年夏に窯を入れた東京の工房を去り、2022年夏より森につづく道をつくることからはじめます。まずは小さな小さな工房しかつくれないと思いますが、長年かけて進もうと思います。22年の生き跡と仕事場の残骸を片付けるのは想像を超えるものであるけれど、次こそ次元を超えた試練がくるぞ!と待ち望んでいます。前出の記事中にあるように、先日70代のミラノの師匠が新しく窯を買い替えました。我らの年輪はたいそう多重で、もやは幹は太いぞ、かかってこい!

天空から応援してくれている友、心に元気のない友、ご病床にいる友も、みなさまどうぞお元気で。コッチョリーノ作品を待ってくださり、折々のメッセージをくださるお客様も、どうぞお元気で。

WHO?

 

         who is tamamiazuma?

 

DONABE PROJECT?



 



「旅する土鍋」プロジェクトとは?

90年代、陶芸弟子として住んだイタリア。

帰国後 2013年より「土鍋コッチョリーノ」=「ちいさな広場」を抱えて旅をしています。イタリアの
ピアッツァ(広場)には、耳をすませばたくさんの言語が飛び交い、想いやエネルギーが集結しています。土鍋を囲むと広場にいるような気持ちになり、話題は広がり心も満たされるのです。

 

そんなわけで土鍋と旅に出ています。
土鍋コッチョリーノは、調理もできるうつわです。

WHAT'S NEW?

Facebook Cocciorino(工房)

EXHIBITION

完売御礼

プッシュプルクリスマス展

完売御礼

 

我妻珠美 陶展

2021年9月22日(水)23日(木)

10階 リビングフロアー和食器

 

※2日間限定展示

※22日は抽選入場

※事前オーダー抽選

(会期中オーダー受付なし)

 

完売御礼

2021年 2月5日〜13日 

銀座エクリュ+HM 
※5/6/7日は予約制

完売御礼

2020年11月
「クリスマスギャラリー展」
CAFE PUSHPULL 

2020年10月
「着想は眠らない」 蓼科忘我亭 

 

2020年9月
Milano XingCha Exhibition 中止

2020年8月
「旅する土鍋」イタリア 中止

2020年6月

「食を楽しむ」陶展  新宿高島屋10F 

2020年6月17日〜23日

新宿高島屋10階
10:30-19:30(時間短縮営業)

          03-5361-1111(新宿高島屋 代表) 
            (オーダー納品終了)

2020年2月

 

「はるのいのち」陶展 
CROCO ART FACTORY 横浜元町 
(オーダー納品終了)

2019年12月

「ワークショップ土鍋で冬を蒸す」

CROCO ART FACTORY 横浜元町 

2019年10月
「着想は眠らない」公募展 
Gallery 忘我亭 蓼科
インターリンクアート賞 受賞

2019年10月
建築家の会にて
「土鍋料理とおはなし会」
WHAIS 荻窪

2019年冬

「旅する土鍋」東欧 視察 中止 

 

2019年11月
Caffe Push Pull 終了

 


2019年夏
「旅する土鍋」イタリア 終了

南マルケ「ラベンダー祭り」
北マルケ「ハーブ工房訪問」
トスカーナ「水車小屋訪問」
ヴィンチ村「ワイン祭り」
カラブリア「地方の土鍋料理」
リグーリア「日々の土鍋料理」

食をたのしむ 2人展
新宿高島屋 10F
(TAKASHIMAYA Shinjuku Tokyo)
2019年05月22日~28日
※全日 在廊 終了

2018年12月 Ecru+HM
チャリティー展 終了

2018年11月 push pull
グループ展 終了

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊

直火はもちろん、オーブンや蒸し料理まで使えるサイズちがいの土鍋や器を揃えます。10年以上企画してくださっている銀座の古き良き建物内にある小さくて品あるギャラリーでの定例展示です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。

2018年10月
「着想は眠らない」 公募展
蓼科忘我亭 終了
インターリンクアート賞 受賞

2018年 7〜8月
旅する土鍋イタリア 終了

DUETTO
Tamami Azuma and Special guest GUIDO DE ZAN

CROCO ART FACTORY(横浜元町)
2017.12.16 - 12.24

クリスマスにむけてミラノでセレクトしてきた師匠GUIDO DE ZANの作品とtamamiazumaの作品がいっしょに並びます。

2017.9.27水-10.3火
新宿高島屋 10F

ギャラリー暮らしの工芸

※詳細はブログ内にて

イタリア「旅する土鍋vol.4」
(プロジェクト取材)

終了いたしました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
カラブリア、マルケ、トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど 2017.7月-9月
※「土鍋と旅」(仮)冊子発行予定

イベント「交差展 vol.10」

終了ました
2017.3.5 sun.-3.12 sun. 横浜元町
主催CROCO ART FACTORY

※我妻珠美 作品展示先
ジュエリーショップ「CHARMY」

個展 「我妻珠美 展」

終了しました
12月3日から11日まで、銀座一丁目のギャラリーEcru+HMにて開催いたします。

詳細についてはHP内ブログをご覧ください。

グループ展  CHIRISTMAS

終了しました
CAFE&SPACE PushPull クリスマス展に参加します。
http://cspp.web.fc2.com/

公募展「着想は眠らない」

終了しました
公募展
#第4回着想は眠らない展   
出展作品「すみっこのひみつ」(版画/陶)
Gallery Bougatei 

プロジェクト「旅する土鍋vol.3」

帰国しました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど
2016.8月-10月 冊子制作予定

ミラノ2人展「Ceramica」        Guido de Zan / Tamami Azuma

終了しました
#EXHIBITION

2016.09.29木 - 10.01土 *15:00-20:00
Studio Guido De Zan via F.Brioschi 26
+83 3476846842 info@guidodezan.it
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#RECEPTION
2016/09/29木 *18:00-21:00

個展 「Cocciorino工房より」

終了しました
夏の土鍋使いをご紹介いたします。フィレンツェ田舎暮らしを楽しむ木工職人アントネッロの木のスプーンも。


2016.05.21(SAT)-06.05(SUN)
11:00-19:00 ※木曜定休
Galleria Tokino Shizuku
〒231-0861
東京都世田谷区南烏山3-11-29
ラルゴ芦花公園405
TEL 03-3307-8224

個展 「天空の灯り」

終了しました
2016.04.16(SAT)-24(SUN)
11:00-19:00 ※月曜定休
CROCO ART FACTORY
〒231-0861
横浜市中区元町1-71 メゾン元町 2F
TEL 045-664-4078
⇒MAP