2017年
12月
24日
日
いよいよ最終日。ここまでたどり着きました。
みなさまのおかげです。冒頭に書きたいことは毎日同じ。ありがとうございます。
今回は初の試みで、師匠GUIDO DE ZANの作品を海を越えてミラノからセレクトして参りました。師匠のことについては、こんな最終日にさらっと書けますまい。友人、家族にならぶほどの、わたくしというニンゲンを形成するのに欠かせない師匠が登場するなんて思ってもいませんでした。
ひとことでいえば、師匠からは技術でなく芸術家としての生き方の一例を学びました。いやまだまだ学んでいます。彼こそ昨日の記事にかいた「気負わない、競わない人」なのです。彼の真っ白、あるいは真っ黒な作品の中にはたくさんのメッセージが含まれているのだけれど。見える人だけに見えるものなのかもしれなくて。
小学生のころ、母といっしょに夜の横断歩道をわたるとき、わたしは空に走るトナカイをみました。母にそれを感動の声でつげると「あなたにだけ見えるのよ」と言いました。きょうは、そろそろ忙しそうなトナカイが見えるかもしれません。
BUON NATALE!(よいクリスマスを)
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