旅に出ると連れて帰る石がある。 そのときの心にぴったりあった石。...
僭越ながらひとり細々とつづけているCocciorino「旅する土鍋プロジェクト」と、ロベルト氏の「マルケをかばんに詰めてプロジェクト」の活動が重なり、学びにになり、アイディアとなり、すべての栄養になり、とてもうれしい。氏は、葡萄酒から古代小麦粉などマルケの食材を可能なかぎりカバンにつめて「地中海式食事法」を紹介するために腕によりをかけてマルケ料理をつくってくださった。日本と重なる部分はたくさんあり、氏は「農家のおばあちゃまの味」からの伝承料理の語り部となったり、生産者を紹介して支えたり、現代の食事情においてもやさしく警鐘を鳴らす。古代小麦を使用することで過剰なグルテンを軽減させアレルギーを防ぐ啓蒙をうながしたり。「パスタとパンの国でそれらが食べられなくなってしまったら残念ですから」と、あくまでマジメなのだけれど食いしん坊なロベルト氏のおちゃめさが好い!
オリーブオイルソムリエの陽子さんのご紹介で出会ったロベルト・フェレッティさん。去年の夏「旅する土鍋プロジェクト」のために、ロベルトさんが“Cocciorino Work shop”と銘打ってとっても温かいディナーパーティを企画してくれました。...
前菜 「チャウスコロ」(マルケ州のサラミ)、「フォンテグランネ」(マルケ州のチーズ:羊と牛の乳を混ぜた生乳チーズ)、「オリーヴェ アスコラーネ」(マルケ州アスコリピチェーノ県の大粒オリーブ:3種の肉と香味野菜のミンチを種を抜いたオリーブに詰めてパン粉をつけてフライ)、「クロスティーニ」(お肉と野菜だしのペースト) スープ 「スクリペッレ...